前回はデートＤＶについて取り上げましたが、デートＤＶだけでなく恐怖で交際相手を支配し
別れられない状況に縛り付けられ、悩んでいる方もいらっしゃいます。
現在では「リベンジポルノ被害防止法」が設置され、言葉としての認知は高くなってはいますが
スマフォを使って気軽に画像や動画を撮れるようになり、さらにはＳＮＳで自分から情報発信が容易になった昨今、
問題は年々大きくなっております。
今あなた自身が交際相手からのリベンジポルノに脅されているような状況である場合
一体何をどうしたらいいのでしょうか
法的見地から
まずは法的手段を…とお考えの方、間違っていません。
ーリベンジポルノ専用のホットライン（相談窓口）に相談をする
ー弁護士の方や警察に相談をする
こうした手段を用いて、自己防衛を行う事はまず必要です。
リベンジポルノ被害防止法によれば
「第三者が撮影対象者を特定できる方法で電気通信回線を通じて私事性的画像記録を不特定又は多数の者に提供した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。また、この方法で私事性的画像記録物を不特定若しくは多数の者に提供し、又は公然と陳列した者も同様とする。さらに、このような行為をさせる目的で私事性的画像記録等を提供した者は、一年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。」
となっております。
きちんとした罰則が取り決められておりますので必要な措置、対策を行う事は十分に効果を期待できるでしょう。
しかし法的には成立されていたとしても、相手が画像を持ったままというのは不安ですし
いつ、どうやって画像が流出するかもわかりませんから、その間ストレスがかかる事となります。
しかもこれらは実際に画像が流出した後の事を厳格化しているだけですので
流出はしていないけれど、画像（動画）を使って脅されている状態では適応されません。
日本の刑罰については、実際に起こったことに対してのものが殆どですので
未然に防ぐ為のものは無いといっても過言では無いでしょう。
未然に防ぐ為にも、早めに相手からそうした材料を奪い、あなた自身が離れる、別れるのが最善となります。
リベンジポルノ案件にも対応
当社は「別れたい」というご相談内容として、リベンジポルノについても対応してまいりました。
性に関する相談は、他の人には言い難く、またそうした画像（動画）を撮らせた自分も悪いからという自責の念から
脅されている状況を許してしまう方もいらっしゃいます。
しかし当社では、理由はどうあれそれを利用して脅すほうが悪いと考えます。
恋愛中、人の気持ちは盛り上がり、相手を信用してある程度の無理も許してしまう心理的状況になります。
それに付け入り、後々その時に貰った画像や動画を悪用するのは恋愛においてはルール違反です。
リベンジポルノを未然に防ぐ為には、早期に相手と決別し
同時にそうした画像や動画の削除をさせなければなりません。
ストーカーやリベンジポルノ案件に対応をしてきた当社では
別れさせの技術を応用して、そうした繊細なお悩みにも対応をしております。
女性の相談員、カウンセラーも在中しておりますので、状況などをお話しやすいような場を提供する事も可能です。
