熟年離婚のパターンとして多いのが、夫側が妻から離婚を突き付けられるというパターンです。
現代において「熟年離婚」と呼ばれるケースにおいては、それまで仕事を中心にやっていたにもかかわらず
年齢と共に仕事が少なくなり、家に居る時間が増えて妻側の不満がたまった結果爆発…という事が多くなっているようです。

熟年離婚が増加している現代において、離婚を告げられた夫が取るべき行動とはどういったものでしょうか。

熟年離婚に今現在悩んでいる方は是非目を通していただき、実行できることから始められてみてはいかがでしょうか。

熟年離婚の原因

熟年離婚の原因として、多くの妻が口をそろえて言うのが

「夫が家事を手伝ってくれない」

です。

時間が出来たにもかかわらず、家で一人の時間を過ごしている様子を見るのは
妻からすれば「なぜ自分ばかり」となる事でしょう。

会社の仕事は終わりがありますが、家事には終わりがありません。
365日、どういった形であれ継続を強いられるものですから、仕事とはくらべものになりません。
そうしたストレスを長年抱えてきた妻側からすれば、そうした理由で爆発してしまうのも無理はないでしょう。

昔から家事を分担して手伝っていれば別ですが、現在熟年離婚の危機に陥っている世代の皆様は仕事と家庭分業体制で家庭を回してきた方々ですので、突然家事をやれと言われても難しい事かと思います。

妻の性格によっては「出来ないならやらないで」と言ってくる方も居りますので、何の知識も無いまま家事に手を出すのは間違っています。

仕事の時間が少なくなってきたら、退職を見越して妻に家事を確認し出すなど下地を作っておく必要があるでしょう。
現在既にこの理由で離婚を言い渡されているようであれば、自分で出来る事は最低行うように心がけ
妻に自分が出来そうな事を教えてほしいと頼む姿勢も必要でしょう。

家事においては妻が先輩であり上司であるという心がけを忘れず対応しましょう。

夫からの暴言、言葉遣い、言葉をかけない

「バカ野郎」「だからお前はダメなんだ」といった暴言は勿論ですが
ご飯を作っても「いただきます」「ごちそうさま」「美味しいね」といった声掛けがなかったり
「うるさい」「俺の好きにさせろ」といった妻をなじるような言葉を言う事により、離婚が加速するケースもあります。

それまで平日の昼間に顔を合わせず、言葉を交わさなかったからこそ何とか耐えられていた言葉も
毎日一緒に居て毎日そんなことを言われ、扱いを受けたら離婚をしたくなることでしょう。

既に離婚を言われている方は、ご自身の言動を反省し妻に対して優しい言葉がけを心がける事
まだ離婚を言われていない方は、妻への声掛けに注意を払って対応をするようにしましょう。