恋愛依存症とは、相手と一緒に居て幸せなはずなのに不安が付きまとったり
相手の行動などをすべて監視、管理したいと思ったり、
相手の全てを知っておきたいという欲求が強くなりすぎて束縛という形になって現れる事が多いです。

そうなるとお互い一緒に居ても「息苦しい」という気持ちが大きくなってしまい
一緒に居ても幸せを感じられなくなってしまいます。

恋愛依存症は病気ではありませんが、一度そうした状況に陥るとなかなか抜け出すことは出来ません。

自分が今そうなっていないか?
特徴や対策を知って、交際に生かすようにしていきましょう。

恋愛依存症 こんな人がなりやすい?

恋愛依存症になり易い、陥りやすい方の特徴として以下のような点が挙げられます。

 -家庭環境にコンプレックスがある
-褒められた経験が余り無い(承認欲求)
-親の過干渉
-他人との距離が上手にとれない

以上のような特徴に当てはまれば恋愛依存症という訳ではありませんが、
恋愛依存症に陥ってしまう多くの方にこうした傾向がみられます。

恋愛は「自分と他人」という人と人との距離・関係の上に成り立つものですから
人間の最も身近にある社会形成モデルとして「家族」との関係が密につながっていることもうなずけます。

恋愛依存症 どんな症状?

では恋愛依存症になると、どんなことが症状として表れてくるのでしょうか。

 -相手中心の生活になる
-連絡が無いと不安
-相手を失うことの恐怖に苛まれる
-自己管理ができない

とにかく相手中心、相手を束縛して管理したい欲にかられ
自分のことは二の次となり、自己管理を疎かにしてしまいがちになります。

ずっと携帯を手放さずに、返事が来たら直ぐに返事を返すことに躍起になり、自分の時間を持たない(持てない)
相手が返事をすぐに返してこなかったら「直ぐに返事して!」と相手の行動を縛る…

こうした症状は一気に出てくるものでは無く、徐々に、あなた自身が気付かない内にエスカレートしていきます。

恋愛依存症 対応策は?

もしも自分が恋愛依存症かもしれない…と思ったら、少しずつでも良いので依存から離れるようにしていきましょう。
しかし「離れよう」と意識しても依存からは抜け出せません。
あなた自身の今の生活を振り返ってみて、依存傾向にあると感じたのであれば
少しずつ自分を依存から抜け出していく働きかけをしてみましょう。

 -スマフォ(携帯)やSNS、連絡ツールと距離を置く
-自分が没頭できる趣味を持つ
-自分の気持ちを押し付けるような事をしない
-相手に求めすぎないようにする

大好きな人に"こうなって欲しい"や"こうして欲しい"と思うのは勿論誰しも抱く感情です。
しかし相手に求めすぎてしまい、それが出来なければあなたはきっとイライラするはずです。

スマフォを手放さず、SNSを監視する生活…
相手の事を束縛する自分にも疲れてしまうことでしょう。

恋愛依存症を軽減する為の対策としては、相手とあなたの距離を見直すところから始まります。
相手と【共有する事】だけが愛ではありません。
程よい距離感をもち、相手を他人と認める事こそが依存から抜け出す近道です。