「離婚調停を申し立てられた場合、妻(夫)との復縁は難しいですよね」

こうしたご相談を頂くことが増えて参りました。
一般的にも離婚調停といった言葉が浸透しており、調停という事自体が身近になってきているのかもしれません。
半面、離婚調停に対する知識は不十分であり、調停を申し立てられたら離婚が決まってしまう、弁護士を立てなければならないというように、思い込みから復縁を諦めてしまう方もいらっしゃいます。

離婚とは限らない

離婚調停を行い、実際に離婚となるケースは約半数となっております。
1/2が離婚に至っているという現実は揺るぎないものですので、調停を申し立てられたら離婚というイメージはついてしまうものかもしれません。

しかし、細かく数字を見ていくと、別居に落ち着くケースが約3割、復縁となるケースは1割、その他不詳が1割となっており、10%の方は復縁が出来ていることになります。

その10%に入れるかどうかは、あなた自身の心がけ次第という事になるでしょう。

離婚を推し進める行動をとらない

復縁をしたいのであれば、復縁に向けて行動をするべきです。

しかし「荷物を整理させる」「通帳などの返還を求める」「子供の学費や生活費を削る」というように、相手側に対して離婚を思いとどまらせようとお灸を据えるような行動をしてしまう方がいらっしゃいますが、それは全く逆の効果をもたらします。

調停を申し立てられたあなたが今しなければならないのは、相手に嫌われる事では無く相手に好かれ、相手にあなたと離れるのは勿体無いと感じさせる事です。

相手がどんな事をすればあなたとやり直したいと思ってくれるのか
どんな言葉をかければ復縁したいと感じてくれるのか

こうした部分を意識していくようにしましょう。

逆に必要以上に優しくしたり、相手にしつこくしてしまうのもNGです。
相手の事を尊重し、嫌がったり、やめてと言われることは止めるようにしましょう。

あなた自身の変化は確実に行う

よく「本当に離婚を回避出来たら変わります」と仰る方がいらっしゃいますが、それではダメと認識してください。
回避できたから変わるのではなく、あなたが変わるから離婚を回避できるのです。

例え別居をしており、相手があなたの姿を見る事ができない状況であったとしても、あなたの変化は相手に届きます。
「どうやって?」と思うかもしれませんが、あなたも相手も世界にたった2人である訳が無いのですから、知人などを介してあなたの話題は相手に伝わる事でしょう。

そこで知人が相手に「変わったよ」と一言感想を伝えるだけで、相手のあなたに対する印象は変化します。
例えあなたの姿を直接見ていなくても、です。

相手の出方を待って、あなた自身が行動をするというのでは遅いのです。
変化は無駄ではありません。
必ずあなた自身の変化は確実に行うようにしましょう。

 

それでもやはり、あなた自身が「自分は変わったから離婚したくない」と言っても説得力がありません。

だからこそ当社の離婚回避サポートが必要となるのです。