離婚問題が発生した!
しかし離婚を何とか回避したい側は離婚に同意せず、離婚をしたい側は離婚を何とか進めようとして家庭内の空気は悪くなる一方…

離婚をどうしてもしたい配偶者に対して、離婚を回避したい側は何をするのが一番良いのでしょうか?

その1:妙に優しくはしないこと

離婚問題が発生した途端に、それまでの自分の行動を振り返って反省し、配偶者に妙に優しくなってしまう方がいらっしゃいますが、こうした行動の激変には気を付けなければなりません。
離婚をしたい側からすれば、離婚の意思表明をしたことであなたに対しては敵対心を持っています。
「離婚をしたい」という意思と、「離婚をしたくない」という意思のぶつかり合いの状態になっているという事です。

こうした状況で相手に突然優しくすると、相手は

「どうせ離婚問題が出たからだ」
「離婚問題が落ち着いたら、どうせまた元に戻るんだ」

という風に、懐疑的になってしまい余計にあなたに対して嫌悪感を抱くことになります。

よって、離婚問題が出たからといって必要以上に優しくするのは止めておくべきでしょう。
普段の生活を振り返ってみて優しさを感じられるところがあればそのままで良いと思いますし、相手を落とすような言動はやめ、普段通りの生活を淡々と送るのが良いでしょう。

その2:「絶対に離婚しないから!」と、強い拒絶はしないこと

人は誰しも「自由になりたい」と感じているものです。
離婚をしたい人に対して「離婚しないから!」と強い意思表示をするのは、相手とは逆の意思を示していることから敵になりますし、また離婚をしたい人からすれば「離婚が出来ない」という状況に縛られることになってしまいます。
人は拘束されればそれに抗いたくなるものですから、余計に「離婚したい」「離婚してやるぞ」という気持ちにさせてしまいます。

相手側にはきちんとした理由や意思があるからこそ、「離婚したい」と言ってきているわけですから、そうした離婚したい配偶者の意思、気持ちを全否定するかの如く「離婚は絶対にしない!」と言い張るのはやめておくのが良いでしょう。

その3:縋りつかない

離婚を言われると、離婚したくない側は「お願い、離婚しないで」と相手に縋り付いてしまう事があります。
1と関係がある事ではありますが、相手にすがってしまえばそれを「束縛」という風に受け取ってしまい、相手を縛ることにつながる為よくはありません。

人は束縛を感じてしまえばそこからどうしても逃げたくなります。
離婚したい人は特に"その場から逃げ出すことの欲求"が高まっている状態にありますから、相手に縋り付いて束縛してしまう事は余計にその気持ちに拍車をかけてしまいます。

よって離婚をしたいと主張する相手には縋り付かないのがベストと言えるでしょう。

しかし何をどうやっても離婚を回避できない…そんな状況になってしまったらまずは当社にご相談ください。