別れたい気持ちが大きくなってくると、相手が何をやっても何を言っても「嫌い」という気持ちが大きくなります。
それに反して、あなたに嫌われる事を予想しなかった(出来なかった)相手はあなたの負の感情を理解できずにただただあなたを追う側になります。

すると追われるあなたは余計に相手から逃げたくなる…

別れたいあなたと別れたくない相手は、延々と追いかけっこをする羽目になります。

別れたい意思を相手に伝えたい場合、別れたいあなたはどうするべきなのでしょうか?

「嫌われる覚悟」とは

少し前に嫌われる事を恐れない、といった内容の本が出版されましたが
それは別れたいあなたにもっとも必要な心持ちとなります。

相手に嫌われる事ではありません。
ここで必要なのは、自分達2人を取り巻いていた周囲の人からの嫌われる覚悟をするという事です。

相手とは別れたいわけですから、相手にいくら嫌われようが「どんと来い」と思われている方は多いですが
その周りの方、例えば共通の友人や、ご家族に紹介もされている場合には家族から
そうした方々からも嫌われる覚悟をする必要があるということです。

相手と別れてしまったら、友達の〇〇に自分が悪いように伝わるかもしれない

こうした類の恐れから、なかなか相手に嫌われる覚悟ができずに決定的な別れを切り出せない方もいます。

またSNSが充実している昨今、交際をした>別れたといった流れを拡散される事も多く
不特定多数に自分たちの事を知られるのが嫌という気持ちも生まれやすくなっており、そうした環境からも「嫌われる覚悟」を持ちにくいとも言えます。

様々なネット環境やそれが生み出すつながりが増えている昨今
本当に「嫌われる覚悟」をもって別れにのぞむ方はなかなか居りません。

別れたくない相手は「変わらない」

「話し合っていけばいつかは必ず分かってくれる」

断言しますが、これはあなたの幻想です。

どんなに話し合いを重ねたとしても、他人である相手は、別れたいあなたの気持ちを理解することは出来ません。
相手はあなたと別れたくないという前提があるのですから、それは当然です。
お互いが「別れたいな…」と思っているのであれば別ですが、それえでも相手があなたの気持ちを理解する事は無く、単に条件が合致したから別れるだけであってあなたの気持ちを汲んだ結果ではありません。

あなたがどんなに「別れたいから理解して」と言っても、相手には伝わりませんし変わりません。

だからこそ、相手も納得する別れの理由が必要となるのです。