既婚者からの不倫の誘いは、気持ちがある人であったとしても複雑なものです。
告白されたり、誘われたりするのは嬉しいけれど…でも既婚者だから不倫になってしまう…

既婚者からの誘いや告白は断りにくいケースもあります。
会社の上司であったりする場合には、断ったら仕事に支障が出てしまうかもしれません。
そうした理由から断る事が出来ずに関係をもってしまう人がいます。

既婚者は恋愛対象外である事を伝える

既婚者から誘われたり告白された場合、思い切って"既婚者は恋愛対象外である"という事を伝えましょう。
告白をきちんと断る前に、断り方に悩んでいるとそれが相手には「交際について考えてくれている」と勘違いさせる事にもなりかねませんし、もじもじしていると「照れてるんだな」と思われてしまうかもしれません。

そうではなく、きちんとした態度で断ることをまずは行ってみなければなりません。
ただし、今後の生活や仕事に差しさわりが無いように相手に不快な思いをさせ無いようにする事が重要です。

「〇〇さんは素敵な方ですが、既婚の方は恋愛対象とは見ることが出来ないのでお付き合いはできません」といったように、相手を持ち上げて断った方が角が立ちません。

こちらはきちんと断る、相手の顔も立てる断り方はあまりありませんが、相手の顔をつぶさない事を意識してしまうあまり態度を曖昧にするのはいけません。

配偶者と別れることを提案する

既婚者に少しでも好意があれば、告白されても嫌な気持ちはないでしょう。
しかし、この時に不倫であっても好きな人と付き合えるから良いや!と思ってはいけません。
不倫が発覚して泣くのは自分であることをしっかりと意識しましょう。

その既婚者が、あなたのことをどれだけ本気で愛しているのかを確認する為にも、そして何より今後の為にも、付き合う前に今の配偶者と別れることを条件に出すようにしましょう。

この条件は曲げてはいけません。
配偶者との離婚に応じないのに交際をしたがる人の多くは、残念ながらあなたの事を都合の良い相手として見ている可能性が高くなります。

相手の家庭環境にもよりますが、やはり不倫という関係ではなくきちんと交際をしてくれるかどうかを確認する事は必要です。

相談機関に相談する

告白をしてきた相手が自分よりも社会的立場が上、会社でも上司で何度も断っているのにしつこくて困っている…となった場合は、会社の人事部に相談をしてみるのも手です。

しかし既婚者からの告白についてを人事部に相談したということが相手に分かれば、逆恨みをされてしまう可能性がありますので、そこはうまく配慮してもらう必要があるでしょう。
また、NPO法人でも不倫に詳しいカウンセラーの方が居り、無料で相談ができる場合もあります。
どうしても困った時には相談をしてみるのも良いでしょう。

既婚者との恋愛関係はリスクも大きく、時間や気持ち、精神的なものといったように、あなたが失う物も途方もなく大きなものになるでしょう。
本来恋愛は気持ちのままに自由に行えるものではありますが、不倫関係ではそれは通用しません。

既婚者からの誘いに対しては慎重になり、いざ関係を始めたとしてもあなた自身に得るものが大きいと思えるよう、始める前に出来る限り不倫関係にならないようにする努力はするべきでしょう。