人の感情は時に自分自身にも制御ができないものです。
特に「この人とは合わない」と思った時、その気持ちは日に日に大きくなってしまい、好きだった事や愛している事、また楽しかった記憶すら思い出せないくらいに相手の事がイヤになってしまう事があります。

すると、そうした気持ちを抱えた相手は「別れ」を考えるようになります。
今回はそうしたように、人が「別れたい」と感じてしまう瞬間をご紹介いたします。
相手にそうした瞬間が訪れないよう、日々気を付けていればきっと別れに直面するリスクは少なくなることでしょう。

意見を受け入れて貰えない時

カップル、また夫婦であってもそれまでの人生全てが一緒な訳ではありません。
別々で過ごしてきた結果、カップルとして成立した今がある訳ですが、今が同じだからといって全てにおいて同一というわけではありません。
何が好きなのか嫌いなのか、それは人それぞれでその人の考え方によって違って参ります。

それをさも「自分がそう思うから相手も同じように思うはずだ、感じるはずだ」という風に考えている相手に対しては、やはり「別れたほうが良いだろう…」と思ってしまう事でしょう。

違いがあるのが当たり前なのに、違う意見を受け入れて貰えない
「それは違う」と頭ごなしに否定されてしまう

そうした事が続けば、自分という人間が否定されてしまったと受け取ってしまう事でしょう。

そうした関係が長く続くはずがありません。
こうした理由から相手が別れたいとなってしまったら、非常に厳しい状況に置かれている事を自覚するべきでしょう。
また思い当たる節が1つでもあるならば、早めに謝罪をする、逆に今のところは思い当たることは無いのであれば相手の意見や考え方を尊重して「相手には相手の価値観がある」という事をまずは認めるような交際、対応をしていくのがベストでしょう。

愛が重いと感じた時

誰しも好きな相手とは一緒に居たいと思う物ですが、それが毎日、四六時中一緒となると話が違います。
例え夫婦であっても、お互い個人の時間を持つことは必要ですし、一人の時間が充実しているからこそ二人でいる時間が大切な物となるのです。

しかし好きだから相手と一緒に居たいという思いが強すぎると、相手を監視したり縛り付けたりしてしまう方がいらっしゃいます。
どんな時も連絡を取り合っていなければ気が済まない、毎日会わなければ機嫌が悪くなるといった振る舞いをしていれば、相手が疲れてしまうのは当たり前です。

「好きだから」
「愛してるから」

こうした言葉を免罪符のように使い、相手の行動を制限してはなりません。
これこそが「愛が重い」と感じられてしまう瞬間だからです。
お互いが好きで居続けるためにも、一人の時間をお互いに持つことは大切なのです。